
プラスチック製密封容器の代名詞として「タッパー」・「タッパーウェア」として親しまれているこの言葉は登録商標で、そのネーミングは容器の開発者であるアメリカ人、アール・S・タッパーの名前に由来しています。彼は第二次世界大戦中に勤務していた化学製品会社でポリエチレン・スラグに出会います。当時はまだ何の役にも立たないと思われていたポリエチレン・スラグの精錬に取り組んだタッパーは、Poly-Tと呼ばれる、軽くて半透明で無臭、柔軟性、耐水性にすぐれ、高温にも低温にも強いポリエチレンを開発しました。
タッパーの真の画期的発明は、エアタイトシール(密封するフタ)付きのボールです。フタを本体よりわずかに小さく作ることで密封を可能にしています。逆さにしても中のものがもれない。冷蔵庫の乾燥から食品を守る。しかも軽くて丈夫。1946年、最初に販売されたタッパーウェア、「ベルタンブラー」と「ワンダリアボール」は大きな反響をもって迎えられました。タッパーはこの発明で特許を取得。タッパーウェア社の基盤がつくられ、世界の台所革命が始まったのです。
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